利根沼田障害者相談支援センター(基幹相談支援センター)について

障害のある人とそのご家族が安心して生活をしていただく事が出来るよう、利根沼田地域の5市町村(沼田市、片品村、川場村、昭和村、みなかみ町)より委託され、障害者相談支援事業を行っています。

 

対象者

利根沼田地域(沼田市、片品村、川場村、昭和村、みなかみ町)にお住まいの障害(身体障害、知的障害、精神障害、発達障害等)のある方やご家族、関係機関の方々など。

 

相談・支援の方法

  • 家庭訪問、来所相談、電話相談の他、必要に応じて関係機関へ伺います。
  • 時間は、平日の8時30分から17時30分です。(年末年始と祝日はお休みです。)
  • 相談は無料です。
  • 秘密は厳守します。

 

一般的な相談

  • 障害のある方やご家族からの相談に応じ、在宅での生活や障害福祉サービスなど必要な情報を提供します。
  • 専門機関(保健・医療・福祉・教育・行政・就労)の紹介や、情報を提供します。
  • 権利擁護(成年後見制度、消費者被害)に必要な援助を行います。

 

サービス等利用計画の作成

通所の事業所やヘルパーさんを利用するなど、障害者総合支援法等の福祉サービスを利用する際の計画を作成します。

 

家族支援

ご家族の抱える心配や不安などをお聞きします。

 

自立生活援助事業

障害者が一人暮らしを始めた時に、生活や健康のこと、生活をしていく上での様々な手続きなどについて、定期的な巡回訪問又は随時の訪問によって、必要なアドバイスや関係機関等との連絡調整などの支援や、暮らしの安心・安全の確保を図ります。

 

基幹相談支援センターの役割

  • 総合相談、専門相談他 
    総合的な相談支援(各種障害へ対応)、困難事例への対応、専門機関との連携・協力、 障害支援区分認定調査
  • 権利擁護・虐待防止 
    成年後見制度利用支援、市町村虐待防止センターへの協力
  • 地域の相談支援体制の強化の取り組み
    計画相談チェック、相談支援事業者のスーパーバイズ、定期的な情報交換、人材育成他
  • 利根沼田自立支援協議会の運営

利根沼田障害者相談支援センターにお越しの方へ

来所の際には、下にございます説明をご確認いただきお越しください。

※画像をクリックすると大きな画像になります。

1階の入り口からお入り下さい

北エレベーターにお乗り下さい。

6階でお降りください。

センターとコスモスの入り口になります

令和5年度群馬県ICT補助金の活用

令和5年度の「障害福祉分野のICT導入モデル事業補助金」と「地域障害児支援体制充実のためのICT化推進事業費補助金」を活用し、物品を購入しました。

  1. ホワイトボードへの板書を、リアルタイムでパソコンに転送できるため、 リモート会議や研修等で参加メンバー間の板書内容の保存・情報共有、災害発生時の遠隔地との情報共有にも活用できます。
    また、板書内容はデジタル化して保存することが可能で、データの保管と整理がしやすくなります。
  1. 日本語を使用出来ない方に対して、翻訳機をインテークの時から使用し、ご本人・ご家族のニーズをきちんと確認し、そのニーズに合った制度や福祉サービスを母国語で説明を受け利用していただくことができます。
    こうした機器を活用することで、相談者ご本人・ご家族に、安心して地域での生活を送っていただけると思います。
  1. 録音した音声を文字化し、そのデータをテキスト化できるため、パソコンに転送し・編集することが可能となり、相談内容の文字起こしや、会議・研修後の議事録作成等の時間が大幅に縮小されます。
    また、リモートでの研修や会議を録音して文字化することも可能です。
  1. 訪問時にパソコンを持参し、その場で相談内容のポイントだけでも入力しておければ、事務所に戻ってからそのデータを元にケース記録や計画作成等にスムーズに取りかかることができ、業務時間の短縮につながります。

「地域生活支援拠点等」の整備について

 利根沼田圏域(沼田市、片品村、川場村、昭和村、みなかみ町)は、国が各市町村または各圏域に少なくとも1カ所整備することとされていた「地域生活支援拠点等」を、利根沼田地域の障害福祉サービス事業所等さまざまな関係機関協力の元、令和2年8月1日に整備しました。

 この「地域生活支援拠点等」とは、障害者等の重度化・高齢化や、「親亡き後」を見据えた地域の支援体制の整備を図るものです。

 国が示す「地域生活支援拠点等」の機能は、次の5つです。

  1. 相談(要支援世帯の把握と、緊急事態対応のコーディネート等)
  2. 緊急時の受け入れ(短期入所の利便性・対応力向上等)
  3. 体験の機会・場(一人暮らし、グループホーム等での体験の機会・場の提供等)
  4. 専門性(障害者等へ専門的な支援が可能な人材の確保・養成、連携等)
  5. 地域の体制づくり(サービス提供体制の確保、地域の社会資源の連携体制の構築等)

 現在、「緊急時」とは在宅で生活する障害者等を主として介護する親・家族等の介護者が病気やケガ等で支援ができなくなり、障害福祉サービス等の情報収集や利用の判断等で障害者等が在宅生活を続けることが困難となった場合のことです。

 そして、利根沼田圏域の「地域生活支援拠点等」は、協力機関の機能の確認と検討を重ねながら、より良いシステムづくりを進めていきます。

 令和3年9月現在のシステム図は以下のとおりです。

利根沼田圏域地域生活支援拠点等の関係図

※画像クリックで拡大画像が表示されます。

 なお、利根沼田障害者相談支援センターは、基幹相談支援センターとして以下の機能を担当しながら地域生活支援拠点等の面的システムを機能的に動かすエンジンとしての役割も担います。

  1. 相談-地域でお住まいのハイリスク家庭等の確認と把握を行い、支援のコーディネートをします。
  2. 専門性-支援者の質を高めるよう各種研修等の企画・実施をします。

利根沼田障害者相談支援センター施設概要

住所 〒378-0044 群馬県沼田市下之町888番地 テラス沼田6階
電話番号 0278-25-3781
FAX番号 0278-25-3782
利根沼田障害者相談支援センターへのお問い合わせ

相談受付は毎週月曜日から金曜日 8時30分から17時30分までです。
土曜・日曜・祝日・年末年始はお休みです。

お問い合わせや、ご相談等についても 上記時間内にお願いします。

利根沼田障害者相談支援センターへのアクセス

電車で
JR上越線 沼田駅
下車 徒歩20分

お車で
関越高速自動車道
沼田インターより8分